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牛乳でおなかゴロゴロ治療法は?

乳製品の摂取少しずつ増やして

H21.4.8
先日の質問にもありましたが、私も牛乳を飲むとすぐにおなかがゴロゴロして、調子が悪くなります。
子供のころは、給食で毎日のように牛乳を飲んでいましたが、当時は特に症状を感じた覚えはありません。
恐らく「乳糖不耐症」なのだと思いますが、大人になってからなるということもあるのでしょうか。
また、治療法はあるのでしょうか。(40歳代・男性)
牛乳に含まれる糖はほとんどが乳糖で、乳糖はラクターゼという酵素によって分解、吸収されます。
このラクターゼは、乳児の間は十分に備わっているのですが、牛乳などの乳製品をとらないでいると、減少して働きが鈍ってしまいます。
日本人は、年を取るに従って乳製品をとらなくなる傾向があるので、これに比例して乳糖の消化もできなくなってしまうのです。

 乳糖不耐症は、訓練によって克服できます。
まず牛乳を少しずつ毎日飲むようにし、そして徐々に量を増やしていきます。
飲む時はゆっくりかむようにし、温めて飲む方が腸への刺激が少ないです。

「おなかがゴロゴロしない」というふれこみで売られている製品もあります。
乳糖がある程度分解された形で含まれでいるので、こうした製品で慣らしていくのもよいでしょう。

 それでもだめなら、無理に牛乳を飲まなくても、チーズやヨーグルトなどの乳製品なら乳糖不耐症の心配もありません。
チーズは乳酸菌や酵素で牛乳を固めて作ってあるので、乳糖は除外されてほとんど含まれません。
また、牛乳を乳酸菌で発酵して作るヨーグルトはい乳糖の40%近くが分解されています。

 乳製品を少しずつ繰り返しとっていくことで、乳糖不耐症が軽くなったり治ったりすることもあります。
これは、乳製品をえさにしてビフィズス菌などの乳酸菌が腸内で増えるためのようです。
ですから、少量の乳製品からはじめ、次に牛乳を少しずつ料理の中に加えて使うようにして慣らしていくと、やがて飲んでも大丈夫になる方もいます。

 また、乳糖不耐症のある方は、医療機関にかかる時や薬局では、医師や薬剤師に伝えておきましょう。
飲みやすいように錠剤をコーティングしてある糖衣に乳糖が含まれていたり、味や量を調節するために乳糖を混ぜることがよくあります。
乳糖を含む薬は2000種類以上もあり、中には下痢止めや整腸剤、胃薬などにも入っています。

こうした薬を飲んでおなかをこわしては、しゃれになりませんからね。
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