雑誌インタビュー・執筆情報
Music Pleasure AUGUST2000 Vol.8
手術や診察にUSENが役にたっている!!
積極情報公開で評判のユニーク医院
1994年11月に会津若松市に開院した「えんどうクリニック」が、地域医療に新しい風を吹き込んで話題になっている。
開院にあたって遠藤剛院長は、近くの大病院に勤めていた経験をもとに、「これからは情報開示の時代。地域の患者さん方にどんな医療を提供できるのかを理解してもらうことがまず必要」だと、PR活動に積極的に取り組んだ。1959年生まれの遠藤院長は、その若い感性と医療に対する意欲でさまざまな活動を実施してきた。
待合室の掲示板を積極的に利用して医療啓蒙に努めたり、隔週で無料の「医療相談会」を実施するなど病院内での活動に取り組む一方、講演会の実施やホームペー ジ開設、「まごころ医療新聞」の発行など外部に向けての情報公開も行ってきた。
とにかく、病院の方から患者さんに積極的に働きかけて情報提供しようという姿勢なのだ。
こうした情報公開を実施する一方で、病室から患者名をはずすなどプライバシー保護にも一歩踏み込んでいる。
「納得のいく医療」「分かり易い医療」をめざし、スタッフとともに、問題に取り組んできたことで、患者さんの信頼は非常に高くなっている。
実は、そのような取り組みの一貫としてusenも役に立っている。
3年前からスタートさせたUSEN440を使った「音楽療法」がそれだ。
これは、手術や検査の前に自分の好きな曲を患者さんに選んでもらい、その曲を流すもの。
「音楽には緊張や不安を取り除き、憂鬱な感情を解消する効果があります」(遠藤院長) 患者さんからもたいへん好評で、手術の際の恐怖心や不安感が軽減されたという意見が多数寄せられているという。
こうした活動を見ていると、医療が患者の方に一歩も二歩も近づいてくれる時代になったことを感じる。
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