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大塚薬方5号


第四回ダイエット

女性誌は痩せる話題で丸く肥え

 インターネットの普及で活字離れが進み、雑誌が売れなくなったことは確かな現実だが、それでもそれなりの規模の書店やコンビニの雑誌コーナーには立ち読みの人垣が絶えないし、人気のフリーペーパーなどはかなりなスピードで設置ラックからなくなっていく。
そうしてみると、これだけパソコンや携帯電話が普及してネット社会になったにもかかわらず、いまだに雑誌はまだまだ生き延びているということができる。

 立ち読みやフリーペーパーを手にするのには、暇つぶし、時間調整などいろいろな要素が加わっていることもあるが、よくよく観察してみると、案外、読者はそれぞれの目的を持って目を通しているように思える。
そもそも自分の関心事に関しては、メディアが何であれ興味を持ってアプローチするということなのだろう。
雑誌もPR誌や同人誌でもないかぎり売れないことにはどうにもならない。
読者がたくさんいれば広告出稿も増える。

 それによって雑誌を出す会社も儲かるのだ。
そのため雑誌編集者たちは日夜、読者に"受けるテーマ"を探して編集企画会議で侃侃諤諤の議論を繰り広げているに違いない。

 雑誌には安定した"売れ筋企画"というものがあるということを聞いたことがある。
要するに、これなら多くの人のハートをつかむハズレなしという企画である。
もちろん読者対象によってその企画は違ってくるのだろう。
女性誌においては、ファッション、デート・スポット、美容、美食、健康、旅など、それに最近は、これに仕事が加わって、これらが定番企画といったところか。

 隠れ企画もあるかもしれないが、だいたいこのあたりで記事内容、ビジュアルに関してあの手この手の切り□で編集制作が行われているようだ。
こうした中で多くの女性に目を向けさせる共通の"売れ筋企画"の一番は、ダイエットに関する企画だろう。

 特に春から初夏にかけては日焼け対策とともにダイエットに関する企画が花盛りになる。
ダイエットに効果があるとされる健康食品やサプリメント、そのものずばりのダイエット食品、エステティックサロン、マッサージ、民間療法、痩身マシーン、運動方法など、まさに切り□はいろいろだ。
もっともダイエットに関しては、昨今は「季節を問わず」だと、ある女性からご指摘をいただいた。

 いずれにしても、ダイエットをテーマにした特集を組んで、女性の心を躍らせるキャッチコピーを電車の中吊り広告や新聞広告にでも掲載できたらその雑誌は売れることになる。
そして当然、このあたりを見越した広告出稿も増える。
これを実現させることが女性誌の企画編集者の腕の見せ所だろう。
その結果、雑誌で紹介されたダイエット方法をどれだけの女性が実行し、どれほどの効果を上げるのかは知らないが、確実に"肥える"のは、雑誌のページ数と発行元の出版社の懐具合である。

「女性誌は痩せる話題で丸く肥え」

 それにしても、なにゆえに女性は老いも若きもダイエットに強い関心があるのだろうか。
どうも男性諸氏には理解の出来ない(否、分からぬでもないが…)心理が働いているような気がする。
それはたぶん健康に気遣ってという面もあるのだろうが、むしろ美しさとの相関をイメージした心理ではないだろうか。
しかし、あまり過激なダイエットを試みてかえって健康を損ねる女性も少なくない。要注意である。

だが、待てよ。

その昔、ふくよかな女性が美人ともてはやされた時代もあったはずではないか。
それに自己管理ができなくて太ってしまうのは健康にも美容にもいただけないが、自然で健康的な"ぽっちゃり"は年齢に関係なく、それはそれで女性らしさゆえの美しさでありかわいらしさであると思うのだが。